心に響くおんがくって…

今日は会社の後輩のお知り合いがリサイタルをされるということで、とあるリサイタルへ行ってきました。
バイオリンリサイタルのピアノ伴奏をされた方が、後輩の仕事関係のお知り合いで、チケットをいただいたから、ということだったのですが、結果からお話をすると、半分終わって休憩になったところで出てきてしまいました。

理由のひとつは後輩があまりクラシックに精通しておらず、ちょうどおなかもすく時間だったということもあったのか、まあ簡単に言うと「飽きてしまった」わけなんですが、実は私も同じでした。

音楽って本当に好みの世界だから、ああいうリサイタルでもとっても満足できる方もきっとたくさんいらっしゃるんだろうけれど、私としてはあまり面白くなかった。そこで「まったくの他人でも心に響く音楽ってどんな音楽なんだろう」と考えてしまったわけです。

今日のソリストだってとっても上手だったし、ものすごく心をこめて演奏されていたに違いないのに、何が足りなかったんだろう。そして自分の演奏もそんな演奏になっていないだろうか。答えはでないままですが、本番近くして、改めていろいろと考えさせられる演奏会だったのでした。