1週間がたちました

地震発生から1週間がたちました。
我が家は計画停電の指定区域になっているので、1日に1回、約3時間停電をしています。多少不便ではありますが、原発で体を張って頑張っていらっしゃる社員の方々や自衛隊、警察、消防の方を思えば、このくらいは当然ガマンできる程度です。
この1週間で、比較的大きな余震が続いたり、大規模停電の可能性がありいきなり会社を出されたり、なんだか落ち着かない日々が続きました。電車もほぼ通常のダイヤに戻りつつありますが、「電車は時間通りに来ないもの。来ても乗れる状態の電車かどうかわからないもの。」というものに変わっていきました。それでも並んで待てば乗れるわけですからね。
食料やガソリンの品薄状態も心配されていますが、買占めをする人の心理が私には理解できません。先日窓口に来たお客さまも「みんなこの状況を楽しんでいるとさえ思える」とおっしゃってました。必要な分だけを購入するようにすれば、混乱を招くようなことはないように思われます。ひとりひとりの意識の問題ですよね。
3連休は初日のみ練習でした。昨日の練習中に少し大きめの余震があり、怖かったですが、無事に帰ってこられました。夜間の会場利用を制限したり自粛をお願いする施設も出てきているようで、しばらくはこういった活動もどうあるべきか考えなくてはいけない状態が続きそうです。
そうそう、昨日の練習は「奏法を学ぶ」という意味で大変勉強になりました。少し理論的過ぎて、私には難しすぎて、実践することができないような内容のものもありましたが、少しずつ活かしていけるようにしたいと思います。
被災地はまだまだ混乱の中にあると思います。私の家から電車で5分強のところにあるさいたまスーパーアリーナ原発で非難をしてきた方を受け入れました。昨日電車の中から見たアリーナは電気が灯り、少しでも安心して朝を迎えられるといいな、という気持ちになりました。
この一瞬だけではなく、長い時間をかけて被災地に心を重ねて、自分の出来ることをしていきたいと思います。