浮気をしています

シングルリードの楽器を吹いたことがある人にしかわからないネタかもしれませんが…

私はいままでバンドレンのトラディショナル(通称青箱)を楽器を始めてからずーっと愛用していたのですが、先日日記にも書いたように、どうも最近吹奏感が非常に悪く、特にリードがものすごく硬いような気がして、とうとう青ハコからV12(通称銀箱)へ乗り換えました。

というより浮気中かな?

この連休で1〜2時間ではありますが毎日吹いた成果もあるのかもしれないけれど、少しはマシになりました。気候のせいもあるのかもしれないけれど少しこれで様子を見たいと思います。

そんななか、今日練習の帰りに読んでいた森博嗣さんの『カクレカラクリ』の中にでてきた文章にはっとしたりのでした。

成長も上達も発展も、それが上り調子のときにエネルギイが供給されているのではない。それ以前の段階に、成長せず上達もせず発展もしなかった低迷期があって、そのときの努力の蓄積が原動力となっているのだ。逆に、成長し上達し発展している最中に怠った努力が、再度の低迷期を招くだろう。ものごとには準備期間、潜伏期間が必要である。理由や原因は現在にない。少し前を探してみれば思い当たるものが見つかる。

ふ、深い…。理由のない不調ではなかったんですね…。いつだって努力を惜しまない。それがよいコンディションを継続させる力なんだなあ。改めて日ごろの怠惰な自分を省みたりして。