調和

今日はオペラを見に行きました。

演目は「オテッロ」。恥ずかしながら内容は全くもって知りませんでしたが、かなりのどろどろとした内容だったんですね…。当時の人にとっては、今のお昼の連ドラに通じる娯楽だったんだろうなあ、と思わせるような内容でした。

さて、オペラを見てつくづく思ったのは、調和、について。オケ内の調和はさることながら、歌い手さんとの調和もすごく難しいだろうに、とても上手にまとまっていて美しかったです。自分はいまベートーベンのバイオリンコンチェルトを練習していますが、ソロとのあわせに必死です。そうするとオケとのあわせが出来なくなってしまって、両方と調和を取るということに四苦八苦しています…。相手が、周りがどのように演奏したいのかを理解して、それと自分とのバランスを取っていく。当たり前に思えてなかなかできていなかった自分のスタイルを見直すことにもつながった、実りある3時間でした。

ちなみに今日聴きに行ったオペラのオケは木管がとっても上手でした。これもまたとても勉強になったのでした。