卒団演奏会

今日は私がかつて所属していた大学のサークルの卒団演奏会に行ってきました。
さてさて、早いもので私が卒団してから早1年。自分も同じ頃にブルックナーをやったんだな、と思いながら聴いた今日のブル5。練習時間が例年に比べ短かったことや、曲が難しいことなどから心配していたんだけれど、それほど大きなミスもなく、今年もすばらしい演奏会になったのではと思います。ただ、やっぱり金管が爆発してしまうところもあるのは残念だけれど。昨年ブル9をやったときの金管のみなさんは本当にすばらしかったと、改めて思ったり。それとも本来のブルックナーの音楽が持っている宗教的な音の深みというのは大人の人にしか出せないものなのか。んなわけないか。
しかしいろいろな場面でソロが出てくるたびに、みんなが4年間でいかに上達したかを感じました。木管の子達は自分がずっと接してきたらあんまり感じなかったけど、金管の子達は本当に上手になった。特にホルンのふたり。ソロを聞いてびっくりした。よく頑張りました。お疲れ様。
そしてブル5がいかに素晴らしい曲かってこともすごく感じました。今度CD買ってこよう。
春は別れと出会いの季節。かわいがってきた後輩たちも自分たちがそうしてきたように卒業していくんだな、と感じました。卒団生のみなさん、乗っていた先輩方、お疲れ様でした。