ワルツ

昨日ころんでうちつけたひざはものすごいことになっています。それはさておき…

今日はウィーンフィルを聴きにいきました。どうしても早めにあがりたかったのですがそれは悲しいことに不可能だったので1曲だけ聴けませんでした。今日のプログラムは前半がヨハン・シュトラウスⅡ世特集で後半がチャイコの5番。
実はワルツは私は苦手。あんまりやりたいとも思ったことがない。たぶん苦手意識が強いからだと思います。でも今日なんでワルツが難しいのか、あと本物のワルツがいかに美しいかを本場ものものを聴いてわかった気がする。
何でワルツが難しいか。雰囲気はゆったりしているのにゆったり吹いていると意外と重たくなってしまう(→気持ちとは裏腹に前のめりで吹くことの難しさ)。強弱が意外と難しい(強いところは本当に強く吹かなくてはならないのだが、頭打ちや裏打ちでぶっと吹くと音がべちっとなってしまって、ぼわんとしたいい感じが出にくい)。前述した両方ができていないと大変悲惨なワルツになってしまう。踊りの曲であるので推進力が大変求められる音楽であるのにもかかわらず、なかなかそれができないというのがワルツの難しさであると聴いていて思いました。
でも、今日の演奏は本当にすばらしかった。私は特に皇帝円舞曲が良かったと思う。いい音楽を聴くとすごくがんばる気持ちになれるので2週間後に本番を控えてタイミングも良かったと思いました。来年もいけたらいきたいな。そのときは絶対休暇を申請します。