今日もまた

本番が終わりました。

今日はオンディーヌ管弦楽団という東工大のOBオケにトラで出させていただきました。

純粋な「トラ」ってもしや初めて…?

演奏した曲はベートベンの6番。そう、『田園』です。

実はわたし、ベートーベンとかブラームスとか、Bがつく古典の作曲家とは相性がよくないみたい…。とずっと思っておりました。練習中も飛び出すは落ちるはの大惨事。しかも1stを吹いた若者は超絶上手。足を引っ張ってばかりで「こんなんでトラっていいの?」とずっと思っていて、今日はかなり不安な気持ちで本番に向かいました。

そこで今日私が心がけたこと。

きちんと数えて集中しよう。

それはそれは集中しました。小節数だけじゃなく拍まで数えましたから(笑)

そうしたら、なんと練習よりはまともな演奏ができたのと、集中して曲と向かい合ったから、いつも以上に『田園』の素晴らしさに気づくことができた。

つまり私に足りなかったこと。古典音楽を演奏するときに1番必要なのは、高い集中力ってことに気づいたのです!まあ、相性もあると思うんだけど、それ以上に自分にも曲と向き合うにあたり、足りないことがあったってことですよね。

考えてみるとベートーベンも1、2、3、4、6、7と結構演奏機会に恵まれているけれど、1番を吹いたのは4だけ。機会があればぜひ1stにもチャレンジしたいですね。