久々に

5月15日はプローストの本番でした。

今回はプロコの古典とチャイコの悲愴のどちらもトップという、大変ハードなプログラム。以前から何度もこのブログでも書いていますが、本当に本番が心配でたまりませんでした…。

肝心のできばえに関しては、古典で本当に久々にリードミスを連発し、最後の4楽章のソロをきちんと吹けるか本当に心配でしたが、なんとか乗り切り終了。吹けた、というよりは、吹いた、に近い完成度でした。今まで一度はやってみたいと思っていた曲だったのに…。楽屋に帰ってきてリードをへし折ってやろうかと思いましたが(←リードのせいにするなんて、最低)、もしかしたらまだ使えるかも、と思いとどまり、リードを替えて悲愴の舞台へ。

以前学生時代に悲愴を吹いたのも、ティアラこうとうでした。あの頃は隣の弟が心配で正直自分がどんな演奏だったのかなんてほとんど覚えていませんでした。リードは何とかなったものの、リハでちっとも聴こえないといわれていたので、かなりソロも息を入れて吹いたけど、本当はもう少し静かに吹きたかった…。客席にはどのように聴こえていたのでしょうか。

およそ8年前にチャイコの4番を吹いてから、チャイコはしばらくいいな〜と思っていて、ほんとうにしばらく吹いていなかったけど、今回悲愴を吹いて、やっぱり今回もチャイコはしばらくいいな〜と思いました(笑)それくらい内容の重たい曲でした。体力的にも歳をとったのか、かなり限界に近かった。

それにしても今回もたくさんのお客さまがいらっしゃってました。ご来場いただいたみなさま、一緒に演奏してくださったみなさま、ありがとうございました。