たまにはまじめに

2年9ヶ月ぶりの円高水準だといわれています。
この機会に外貨投資を検討される方もいらっしゃるでしょうね。ちなみに私はTTS(円貨→外貨に換算する際の手数料を入れたレートのこと)が105円を切ると少し気にしています。
ここ10年の円ドルの平均為替レートはだいたい115円〜118円くらい、と言われていますので、110円を切れば米ドル建てのもので何か投資を始めても決して悪い水準ではないと思います。ただ、ドルは他通貨に比べ、意外と変動が大きい通貨なので(私が為替を気にしながら仕事をできる環境にいることもありますが)私は105円を切ったら少しずつドルに換えるようにしています。というわけで、ここ数日で少しずつ円をドルに換えて、しかもそのドルを初めてドル建てのMMFにしてみました。アメリカはおそらくもう少し金利を段階的に下げてくると思うので、外貨定期や外債で運用するにはあまりいい時期ではない気がしたのと、債券や定期にするほどまとまった資金がなかった(笑)といった理由から、外貨普通や貯蓄にしておくよりは金利がよくて、手数料もかからないMMFにしてみたわけです。
103円台、102円台で4万円〜5万円くらいをドル転してMMFを買ってみました。また101円台になったら買おうかなあなんて思ってます。しかし、アナリストの中には100円を切る、と予想している人もいるくらい。しばらくは気をつけておこうと思っています(必然的に気をつけなければいけない環境にいるんですけどね)。
さて最後に、この日記を読んでいる外貨投資を始めよう!という方へ僭越ながらワンポイントアドバイスを(そんな方たぶんいらっしゃらないと思いますが(笑))。為替の動きというのはプロでも予測をすることができません。株でも投信でもなんでも値動きがある商品はそうですが、最低でも1年は使わないだろうなあ、という資金ではじめてみることをお勧めします。そして、たとえ元本が割れてしまっても決して悲観的にならないこと。逆に投資チャンスと思えるくらいの心構えではじめましょう。為替や株は動きに波のある商品です。悪いときがあれば必ずいいときがきます。その時を待てるくらいの金額ではじめてみることをお勧めします。

なんて、たまにはまじめに日記を書いてみたりして…。