野沢尚

会社の先輩に借りて野沢尚の『魔笛』を読みました。
これまたすっごくおもしろかった。これは強烈にオウム真理教を連想させる話ではあったけど、とにかく今まで手を出さなかったジャンルだったにもかかわらず、すごく楽しめてよかったと思います。
いままで『亡国のイージス』とか『終戦のローレライ』に手を出せなかったのは、果たして警察ものはおもしろいのか?!という疑問と抵抗が自分の中にあったからなんですね。でも今回『魔笛』を読んでそういった先入観(?)は消えました。それとともに野沢尚という作家の作品をもっと読んでみたいな、という気持ちにもなれました。
というわけで今日仕事帰りに本屋さんによって違う作品を買おうと思っていたのですが、池袋ウエストゲートパークシリーズの電子の音が文庫化されていたので、思わずそれを買ってしまいました。今月は節約月間なので、服とか、CDとかを我慢してなるべく買うものは本のみにしたいと思います。次こそは野沢尚を!!