笑っていいのか…

さて、またまたちらりと仕事の話など…。
かねちさんの仕事は住宅ローンを組んだり、お金を持っている人の資産運用の相談を受けて商品の提案をしたりする仕事です。でも、住宅ローンは組むだけではなくて、回収という仕事もあるんですね。特に自己破産をしてしまった方や債務者が亡くなられてご遺族から回収するというのは精神的につらいです。
自己破産をした人からの回収は、普通住宅ローンには保証会社というところがついているので、そこが債務者に代わって銀行に残りの債務を支払ってくれて債権が銀行から保証会社に移るわけなので、そのあと保証会社がどのようにして債務者からお金を取っているのかは正直わかりません。でも、債権を移すまでのやりとりが結構大変なんですよね。弁護士さんって電話に出ないし。受付のねーちゃんは態度悪いし。
さて、今やっているのは債務者がなくなられてご遺族とやりとりをするケース。これまた住宅ローンにはもしものことがあって債務者が亡くなられた場合、生命保険料でローンを完済してもらうという制度があるので(生命保険に加入してもらうわけです)、そのために死亡証明書や除籍謄本を用意してもらいます。んで今日はその奥さんが来店されたわけです。
なんかほんとに突然のことだったらしく、まだ若くて本当に気の毒だった。いつもお客様が来るとにっこりを心がけていますが、笑っていいのか、どんな顔をしたらいいのかよくわからなかったです。
銀行に入った頃は「夢をカタチにする仕事」なんて言われていたけど、やっぱり綺麗事ばかりではないんだなと思ってしまう今日この頃。
さ、週末はいつものように練習です。