『クイール』をみて

今日は風がすごくて花粉がすごかったですね。かねちさんは朝起きて、顔を洗う前に鼻をかんだらなんと鼻血を出してしまいました…。朝の忙しいときの鼻血ははっきりいって悲惨です。
さて、絶対号泣するから見たくなかった『クイール』。あの映画を見ると盲導犬の一生にはいくつもの別れがあることに気づきます。まず、生まれた家での別れ。パピーウォーカーとの別れ。盲導犬訓練士との別れ。もし、仕える人間が変わればそのたびに別れがある。本当に別れの多い一生なのです。「それが仕事なんだからしょうがない」って考える人もいるかもしれないけど、これは決して犬が選んだ生き方ではなく、人間が強制しているわけだからなんだかかわいそうになってしまう。自分が犬を飼うようになってから特に強くそう思うようになってきました。
最後にクイールが死んでしまう場面で私はやっぱり号泣してしまったけれど、人間のほうが先に死んでしまうほうが悲劇だなって少し思った。だから今からアックスとの別れはきっとやってくるんだって考えながらそれまで責任を持ってかわいがろうと思ったのでした。